遠方にお住まいのお客様から都内で相続した不動産の買取相談がありました。 | 不動産に関する最新情報ブログ

神戸にお住まいのお客様より不動産の売却相談を頂いておりました案件が

無事に売買契約を締結できましたので、簡単な内容を記載させて頂きます。

ご相談内容としては

「数年前に都内の不動産を相続しているが、相続してから、数回しか現地に行っておらず、手付かずのまま放置してしまっているが、売却は可能か？」

というものでした。

大まかな内容としましては

①ご相談を頂いたお客様が高齢であり、都内へ行くのは難しい。

②放置期間が長く、前回現地に行った際に屋根から雨漏りしていた。

③荷物の処分をしていないので、前所有者が生活をしていたままの状態。

④極力、手間をかけずに早期売却を希望している。

というものでした。

弊社からのご提案としては、以下のような内容です。

上記①

→鍵を弊社に郵送頂き、弊社が現地を確認させて頂く。

上記②

→建物の築年数が経過していたので、建て替えを前提に土地として評価させて頂く。

上記③

→ご所有者様には荷物の所有権を放棄して頂き、決済後に弊社の費用負担にて撤去処分をさせて頂く。

上記④

→諸条件や金額面のご提案は電話にて打ち合わせ、売買契約に関しては、弊社が神戸

のご自宅まで伺って締結させて頂く。（来月に控える決済についても弊社および司法書士が神戸に伺う予定です。）

このような時期ではありますので、弊社としましても、

ご相談者様が東京に長距離移動をする手間をかけずに済むように、

極力ご希望条件に添えるようにさせて頂きました。

昨今「空き家」の問題もよく耳にしますので、

売却物件とお住まいが離れている場合には、手続きが面倒なので、

そのまま放置してしまうお客様も多いかと思います。

ご所有不動産とお住まいに距離がある状況で建物の管理をすることは大変だとは思いますが、長い期間放置をしてしまうと

「建物が老朽化して倒壊の危険性が出てくる」

「樹木や雑草が成長してしまい隣接する敷地に迷惑をかけてしまう」

などの問題も出てきます。

過去に我々が驚いた例ですと、

「空き家のまま何年間も現地に行っていなかったら、知らない人が勝手に住みついていた。」

というケースもあります。

弊社では、買取業務も行っておりますので、ご使用されていない不動産がございましたら、「売るのは難しいかも」と思わず、一度ご相談下さい。