【住み替え編】「二重ローンの地獄」が待っている?つなぎ融資で失敗しないための注意点

query_builder 2025/05/29
住み替え

はじめに:金利上昇が住み替えを直撃する?


子どもの成長、親の介護、転勤など、人生のステージが変わると「住み替え」が現実的な選択肢になります。ところが、昨今の金利上昇や物価高が「売却するまで資金が足りない…」という事態を起こしやすく、下手をすれば二重ローンの地獄にはまりかねません。

さらに、トランプ政権が復活する可能性や欧州の経済不安など、世界情勢が不安定な中で、日本国内でも住宅ローン金利が上振れするリスクは高まっています。本記事では、特に「つなぎ融資」を利用して住み替えを考えている売主様に向け、失敗しないための注意点をまとめます。

 

住み替えで「つなぎ融資」が登場するシーン


1. 新居購入が先、旧宅売却が後の場合


「先に理想の住まいを確保してから、旧宅を売る」というスタイルを買い先行と呼びますが、旧宅の売却が完了するまで資金が足りないとき、つなぎ融資を使って一時的にお金を借りるケースがあります。


  • メリット: 自分の都合や理想に合わせて新居を確保しやすい

  • デメリット: 売却が思うように進まないと、つなぎ融資の利息負担が膨れ上がる

 

2. 新築マンションや注文住宅を先に契約する場合


注文住宅を建てるための建築資金や、新築マンションの一部金(手付金・中間金)を支払う際、旧宅売却がまだ完了していない段階で資金が必要になることがあります。そんなときにも、つなぎ融資が検討されやすいです。

 

つなぎ融資のメリットと落とし穴


メリット


  1. タイミングを逃さず新居を手に入れられる
    人気物件や条件の良い土地はすぐ売れてしまいがち。つなぎ融資があれば、「旧宅が売れたら買おう…」と悠長に構えて機会を失うリスクを減らせます。

  2. 旧宅に住みながら新居を準備
    仮住まい不要で、引越し回数も減らせるメリットがあります。

 

デメリット


  1. 金利や手数料が高い
    つなぎ融資は短期のローンですが、通常の住宅ローンより金利が高めに設定されることが多いです。しかも売却が長引けばその分支払いが増大。

  2. 売却が遅れると二重ローン状態
    旧宅ローン+新居ローン+つなぎ融資の利息、という三重苦に陥る場合も…。相場が下がって思うような価格で売れないと、返済計画が崩れてしまいます。

 

失敗を防ぐための注意点


1. 旧宅の売却価格を過信しない


「このくらいで売れるだろう」と高望みしていたら、買主がつかずに値下げを余儀なくされる展開は少なくありません。特に現状のような景気先行き不透明な時期では、査定を複数社から取り、相場に即した価格設定をするのが鉄則です。

 

2. 売却活動は同時進行ですぐに着手


つなぎ融資を受けるなら、新居契約と同時に旧宅売却も本格的に始めるのがベスト。買主様探しに手間取るほど利息負担が膨らむため、積極的な広告・内覧対策を怠ると大変なことに…。


  • 内覧対応: 掃除や片付けを徹底して短期勝負

  • 価格調整: 反響が薄ければ早期に値下げを検討する柔軟さも必要

 

3. つなぎ融資が利用できる金融機関・条件をチェック


すべての銀行がつなぎ融資を提供しているわけではありません。大手行やネット銀行でも扱いが異なり、利用条件や金利、手数料に大きな差があります。


  • 手数料・保証料: 万単位~十数万単位の費用がかかることも

  • 借入期間: 数か月~1年程度が一般的


具体的にいくらかかるのか、いつまでに完済できるのかを精密にシミュレーションしておかないと、後々「こんなに費用が高いとは…」と後悔しがちです。

 

中野区の事例:つなぎ融資が裏目に出たケース


実例:マンション売却が長引き、ローン返済が圧迫


Aさんは中野区内のマンションを4,500万円で売りに出し、同時に新築戸建てを先行購入するため、つなぎ融資で1,000万円を借りました。ところが、市場の動きが鈍くなって買主が見つからず、結局半年近く売れ残り、利息だけで数十万円余計に出費してしまったのです。

焦って値下げして最終的に4,200万円で売却できたものの、手数料や利息を差し引くと手取りが相当減少。「もっと売り出し価格を厳密に決めて、早期に売る戦略をとるべきだった」とAさんは振り返っています。

 

まとめ:先行購入のメリット・デメリットを理解し、慎重に行動


  • 経済不安+金利上昇で、買主様が減少傾向になれば旧宅売却が長引き、つなぎ融資の支払いが増すリスク

  • 相場より高い売値を狙いすぎると成約まで時間がかかる

  • 売り先行で仮住まいコストを負うか、買い先行でつなぎ融資の金利を負うか、どちらのリスクを選ぶか


いずれにしても、住み替えは計画的に進めないと後悔しかねません。「もう少し様子見…」と後回しにする間に、さらに市況が悪化している可能性もあります。しっかりとした資金シミュレーションを行い、信頼できる不動産会社や金融機関と相談しながらベストなタイミング・方法を見極めましょう。

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中野区不動産売却相談センター

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